慣らしも終わったので、そろそろGB350のインプレ的なのをしようかと思っています。
第一弾としてちょっとした峠を越えた時の動画です。
カメラはヘルメットの顎部分に取り付けての撮影です。
風の音がかなり醜いのですが、消しちゃうと走行音も無くなってしまうので、あえてそのままにしています。
動画の解説
まずは峠に入って上りからです。
いきなり結構な角度で登っていきます。
2車線の道路なのですが、センターラインはかすれて消えてしまっています。
ヘアピンカーブもいくつかあって、道幅もそれほど広くありません。
ただひたすらライダー目線で走っているだけの動画です。
下りは路面もかなり荒れている場所も結構ありました。
センターラインもあるのか無いのかまったくわからない状態です。
途中から1車線になっていたのかも知れませんね。
走った感想

上りの走行
上りはGB350のパワーと車重では結構厳しいです。
正直気持ちよく登りません。
125ccか150ccのバイクに乗っているイメージです。
ただ車重があるのと19インチタイヤおかげで、安定感はすごく良いです。
昔CB250RSに乗っていた事があるのですが、段違いに重くてパワーが無くてヒラヒラ間が無い感じです。
ついつい飛ばそうという気にならないので安全といえば安全ですね。
2速で30km/h以下になると厳しいので、1速でずっと走ることになると結構ストレスになると思います。
下りの走行
パワー不足が気にならなくなるので、至って快適です。
ブレーキも扱いやすくてフロントはよく効いて、リアは効きすぎず幅が広くて軽く当てる程度のコントロールがすごくしやすいです。
ブレーキング時もフロントフォークがしなやかに動いて暴れる感じはありません。
ポジションも殿様スタイルなので、腕が疲れることもなく快適です。
タイヤもツーリングタイヤですが、そこそこグリップも良い感じです。
悪路走行
路面が荒れたところなどは19インチタイヤのおかげで気にせず突っ込めます。
スクーターとかの小径タイヤだとハンドルしっかり持って、気を引き締めて突っ込むところをあまり気にしなくても通過できます。
よくあるヘアピンの真ん中に水耕があるところでもバンクした状態で危険な感じになる事が多いのですが、思ったよりすっっと通り抜けてくれます。
コーナーリング
ヒラヒラ感は全く無く、直進安定性がすごく強いです。
タイヤに急な入力が無いので、グリップ感がお尻に伝わりやすく気軽に走れます。
倒し込みがまったりなので、初めのうち慣れないと遅れることがあるかも知れません。
バンクしてからは急に切れ込むこともなく、すごく素直に曲ってくれます。
逆にハンドルでコジルようにしても、それなりに動いてくれますのでコーナーリング中の安定感もかなりあります。
ブレーキングで突っ込みつつ、重心入れつつ、遠心力でバイクを立たせて、ブレーキ抜いて傾けるなんて動作をすると、結構機敏に動いてくれます。
切り返しでもブレーキをガツンと入れてやるとちゃんと素早く切り返しできます。
が、スポーツバイクと違ってあまり気持ちの良い挙動ではありません。
決定的にやる気にならないのはパワー不足。
流すようにコーナーを回っていく走りが気持ちよくて、突っ込んで回ってフル加速ぅーーなんて走りをしようとするとストレスが溜まるだけです。
まとめ
コーナーリングマシンでもないし、スポーツ走行するマシンでもないし、直線番長でもないし。
じゃぁ何ってなると、最高の街乗り&ツーリングマシンでは無いでしょうか。
セパハンにして前荷重増やしてフロントフォークを少々突き出して、リアのプリロード目一杯かければヒラヒラ走れるのかというと、それほど変わらないような気がします。
乗ったことありあませんが、記事や動画などで見るとGB350Sも雰囲気的な違いだけで、変えようとしても変わらないのかなーって気がしますね。