アマゾンで見つけた激安のバーエンドに交換してみました。
安い割にはしっかりしていて、ノーマルのプラよりも質感がぐんとアップします。
やたらコスパのいいカスタムかと思います。
バーエンドの機能
その1
バーエンドが何のためにあるのかですが、当初は事故などの時にハンドルに当たった時の衝撃を緩和するという目的があります。
昔のバイクはパイプにグリップのゴムが被せてあるだけで、体に当たった時に鉄パイプで突かれた様な状態になり危険なので、保護キャップのようなものを付けたのでしょう。
ブレーキ、クラッチレバーの先端が丸いのも同じ理由かと思います。
その2
そして第2にハンドルの両端に重さを持たせてハンドルに伝わってくるエンジンなどの振動を少なくする目的があります。
振動の多いバイクの場合、長時間乗ると手が痺れたりしますが、その振動をある程度緩和できます。
重ければ重いほどその効果が高いと言われています。
GB350の場合は振動がホントに少ないのであまり意味がありませんのでむやみに重いものを付ける必要はありません。
あまり重いバーエンドを付けると切れ込みが強くなるなどハンドリングに影響が出てきます。
その3
第3にバイクを倒した時のハンドルの保護があります。
特にアクセル側は、倒した時にスロットルのパーツが割れたりして、正常に回らなくなると非常に危険です。
ハンドル自体が変形するのもよろしくありません。
なんと440円
見つけたのはなんと440円でした。
片側220円です。
一応アルミのCNC削り出しの製品です。
ボルト関連はかなり安物感がありますが、あまり気にならないでしょう。
他に黒、オレンジ、青など色々とありました。
発売元によって値段がちょくちょく違っているようです。
購入の際には発送がアマゾンのものを強くお勧めします。
22mmのハンドルに対応しています。
内径は計測したところ17mmでした。
重さは片側53gでそれほど重くもないので、ハンドリングの影響はありません。
セルフステアで切れ込んじゃう等一回も無いのでそのへんは安心です。
取り付け
取り付けはとってもイージー。
純正のプラのバーエンドをグリグリやって引き抜きます。
そしてこの製品のナットを手で思いっきり締め込んでから、ハンドルにセットして、六角で締め付けるだけです。
締め付けの際に、ボルトが進んだ量だけ中に入っていきますので、はじめのセット時にある程度隙間を確保しておくと良いでしょう。
ものの数分の簡単作業です。
車検対応について
バーエンドを変えると車幅が変わる時があります。
GB350の車幅は800mmですね。
一応車検時に申請してある車幅から20mmの誤差は認められるそうなので、片側10mmまでの変更であれば大丈夫かと思います。
この製品は純正との差がちょうど10mmでした。
取り付けた状態だと多少変わるかも知れませんが、取付時に隙間を多めにしておけばギリ大丈夫かなと思っています。
そもそもブレーキレバーとクラッチレバーの距離が800mmっぽいので気にしなくてもいいのかも知れません。
私の場合クラッチ側を内側にずらして中指で操作しやすいようにして、スリムUSBを付けてしまったので785mmになってしまったのですが、それでも誤差の範囲かと思っています。