GB350にキャリアを取り付けました。
取り付けは当初やめようか迷っていたのですが、結局GIVIのBOXが便利すぎてやっぱ必須だなと思い取り付けしました。
取り付けたのはエンデュランスのGB350専用のキャリアです。
GB350対応キャリアの選択肢
2021年9月現在で購入できる専用キャリアは4種類。
- HONDA純正
- DAYTONA製
- ENDURANCE製
- World Walk製
HONDA純正
純正のキャリアはデザイン的に一番GB350にマッチしていると思います。
純正グラブバーと交換しての取り付けとなります。
耐荷重は5kgでパイプの太さは22mmで扱いやすい太さで安心感があると思います。
取り付けの際には純正グラブバーからヘルメットホルダーを取り外してキャリアに付け替える作業が必要になります。
ヘルメットホルダーは一定のトルクで締め付けるとボルトの頭がねじ切れて外せないような特殊なボルトが使われています。
詳しくは書きませんが、簡単には外せないのでバイク屋さんにお願いしてキャリアの取り付けとなります。
キャリアにはヘルメットホルダーをキャリアに取り付ける特殊なボルトが1本付属していますが、手軽に付け替える訳にはいきません。
キャリアを付けたり外したりしたい方は純正ヘルメットホルダーは諦めたほうが良さそうです。
DAYTONA製
安定のデイトナ製です。
GIVIの発売元でもあるので、当然GIVI汎用ベースの取り付けは問題ありません。
パイプ径は純正と同じ22mmで、純正グラブバーを取り外して交換での取り付けです。
耐荷重は4kgで純正のヘルメットホルダーは使えなくなります。
もしヘルメットホルダーが必要であれば別途アフターパーツで用意する必要があります。
GIVIがあるとヘルメットホルダーを使う機会は少ないかも知れませんね。
また純正アクセサリーのサドルバッグステーは取り付けできません。
パイプ系が太いのはグラブバー部分で、キャリア部分は細いパイプになっていますが軽量化されています。
ENDURANCE製
純正グラブバーをそのままに、追加で取り付けるタイプのキャリアです。
耐荷重は8kgでかなりしっかりしていて塗装もパウダーコートでちゃんとしています。
パイプ径は純正と同じ使い勝手の良い22mm。
純正グラブバーがそのままなので、ヘルメットホルダーもそのまま利用できます。
横に張り出したタンデムグリップが特徴です。
GIVIのモノロックベースの取り付けも問題ありませんでした。
バイクにまたがる際に、張り出したタンデムグリップ部分に思いっきり膝蹴りを入れてしまいますが勝ち目はありません。
World Walk製
純正グラブバーをそのままに、追加で取り付けるタイプのキャリアです。
純正グラブバーがそのままなので、ヘルメットホルダーもそのまま利用できます。
耐荷重は5kgでサイド部分にパイプでなくプレートを使っているタイプです。
パイプ自体はやや細めですが、四角い荷台部分は使い勝手が良さそうです。
GIVIのベースの取り付けも問題なさそうに見受けられます。
ENDURANCE製を選んだ理由
選んだ理由の一番は、耐荷重が8kgあるので一番しっかりしているかと思ったからです。
最初は純正とどちらにしようかと迷っていました。
純正にするとヘルメットホルダーの件で戻すのが面倒なのと、戻すとなるといちいちブレークオフボルトが必要になるのも面倒です。
ただ、張り出したタンデムグリップはいらないなと思っていたのですが、取り回しの時に意外と便利で持ちやすく今ではあってもいいかなと思っています。
タナックスシートバッグみたいな大きな横長のバッグの支えにもなりますし。
実は取り付け前までは切り落として使おうと思っていました。
簡単に取り外して戻せるのでそのままでいいかなと思っています。
シートに大きめの荷物を積んだときなどタンデムグリップがあると取り回しがすごく楽です。
タンデムグリップなしモデルがあったらそっちを選んでいたと思いますが・・・
取付作業
製品にはキャリア本体と、ステーが2個、13mmフランジボルトが4個、12mmナットが2個です。
QRコードの書類があったので、説明書かと思ったら保証の登録のコードでした。
説明書は事前にPDFをダウンロードしておきます。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/endurance/pdf/EL800K0ZA1_howto.pdf
リアクッションの上を止めているフックボルトにあるワッシャーとステーを取り付ける部分のボルトは未使用になるので無くさないよう保管しておきます。
説明書通りにやれば簡単です。
純正ボルトの取り外し
純正のグラブバーを留めている後側の六角ボルトを取り外します。
このボルトは使用しませんので無くさないように保存しておきます。
ショックを留めているフックかけにもなっているフックボルトとワッシャーを外します。
このワッシャーは使用しませんので、先のボルトと一緒に無くさないよう保存しておきます。
付属のステーの取り付け
キャリアに付属のステーを付属のM8X20(13mm)ボルトで仮止めします。
取り外す時も感じたのですが、何故か見えてるコチラ側がやたらキツくてどこかが歪んでいる気がしましたが気にせず取り付けました。
キャリアの仮止め
キャリア本体を付属ステーの上に置くように当てがいます。
ワッシャーを入れずに元の六角フックボルトを仮止めします。
キャリアの後側を付属のボルトと12mmのナットで取り付け仮止めします。
取り付け本締め
一通り仮止めができたら、キャリアを揺すって馴染ませます。
最後に本締めです。
サスの付け根のフックボルトは21N・m
付属のボルト4個は24N・m のトルクですが、付属のボルト側はボックスレンチが入らないので手ルクメガネで締め付けました。
完成です。簡単な作業でした。
結構大きめですがいい感じです。
かなりしっかりしていて安心感があります。
GIVIモノロックベースの取り付け
GIVIのベースもいい位置に簡単に取り付けできました。
もう少し後ろにすればグラブバーが持てるなと思ったのですが、バランス的にあまり良くない気がしたのでこの位置に。
モノロックベースに付属の金具とボルトで取り付け。
ケースをハメるとこんな感じです。純正グラブバーは諦めましょう。
ネットの取り付け
大きめのネットを使う時も純正のフックとキャリアのフックがいい感じで使えます。